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【徹底比較】積水ハウスとセキスイハイムはどっちが強い?おすすめは?

「積水ハウスとセキスイハイムってどう違うの?」
「名前が似ているけど、実は別の会社?」
「結局どっちを選べばいいの?」

このような疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。

実は、積水ハウスとセキスイハイムは完全に別の会社です。名前が似ているのは、どちらも元は積水化学工業から生まれたハウスメーカーだから。しかし、現在では全く異なる方針で住宅づくりを行っています。

この記事では、積水ハウスとセキスイハイムの違いを徹底比較し、それぞれどんな人におすすめなのかを詳しく解説していきます。

ハウスメーカー選びで後悔したくない方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

積水ハウスとセキスイハイムは完全に別会社!まずは関係性を理解しよう

多くの人が勘違いしているポイントですが、積水ハウスとセキスイハイムは完全に別の会社であり、グループ会社でもありません。

積水ハウスの成り立ち

積水ハウスは、もともと積水化学工業のハウス事業部からスタートしました。1960年に「積水ハウス産業株式会社」として独立し、1963年に現在の「積水ハウス株式会社」に商号を変更しています。

つまり、積水ハウスは60年以上前に積水化学工業から完全に独立した別企業なのです。

セキスイハイムの成り立ち

一方、セキスイハイムは積水ハウスが独立してから約10年後の1970年に、積水化学工業が再び住宅事業に参入する形で設立されました。

セキスイハイムは現在も積水化学工業の住宅ブランドとして、同社の連結子会社という位置づけです。

このように、同じ「積水」の名を持つ2社ですが、現在は全く異なる会社として独自の住宅づくりを展開しています。

積水ハウスとセキスイハイムはどちらが強い?13の項目を徹底比較!

それでは、積水ハウスとセキスイハイムの具体的な違いを詳しく見ていきましょう。

積水ハウスセキスイハイム
坪単価
(価格)
70~100万円65~85万円
断熱性能
(Ua値)
0.4前後0.5~0.6
気密性能
(C値)
0.6以下公表なし
構法
(構造)
鉄骨系・木造系
(自由設計)
ユニット工法
(鉄骨・木質系)
工期4~6ヶ月2~3ヶ月
外壁材ベルバーン
ダインコンクリート
磁器タイル
SFCボード
天井高最大2.74m約2.4m
耐震性能耐震等級3
制震システム
耐震等級3
ボックスラーメン構造
省エネ性能断熱等級5~6断熱等級6標準
外観・デザイン自由度が高い
多様なスタイル
規格が決まっている
シンプル・モダン
間取りの自由度
非常に高い

ユニットの制約あり
初期保証30年
※最長60年
30年
※最長60年
全館空調エアシーズン快適エアリー
公式サイト公式サイト公式サイト

積水ハウスとセキスイハイムには、以下の13個の大きな違いがあります。

タップで詳細に飛べます

それぞれ順番に解説していきますね。

①会社の関係性:完全に別会社

ハウスメーカー
積水ハウス1960年独立の上場企業
セキスイハイム積水化学工業の住宅ブランド

積水ハウスとセキスイハイムの違い、1つ目は「会社の関係性」です。

前述の通り、積水ハウスは1960年に積水化学工業から独立した東証プライム上場企業。現在は積水化学工業とは資本関係も一切ありません。

一方、セキスイハイムは積水化学工業の住宅ブランドとして、現在も同社の事業部門の一つです。

似た名前だけど、全く別の会社なんですね!

この違いは、両社の住宅づくりに対する考え方の違いにも表れています。積水ハウスは住宅専業メーカーとして、セキスイハイムは化学メーカーの技術を活かした住宅づくりを行っています。

②坪単価(価格):セキスイハイムの方がやや安い

ハウスメーカー
積水ハウス70~100万円
セキスイハイム65~85万円

積水ハウスとセキスイハイムの違い、2つ目は「坪単価(価格)」です。

積水ハウスの坪単価は70万~100万円程度が目安となり、大手ハウスメーカーの中でもトップクラスの価格帯です。

これは、自由設計による完全オーダーメイドの住宅づくりや、高品質な標準仕様が理由といえます。特に設計士との打ち合わせを重ねながら理想の家を作り上げるため、その分のコストが反映されています。

一方、セキスイハイムの坪単価は65万~85万円程度で、積水ハウスと比較するとやや抑えられた価格帯となっています。

これは工場生産によるユニット工法を採用しているため、品質を保ちながらコストを抑えられるという特徴があります。

ユニット工法だからこそ、品質とコストを両立できるんです!

予算を重視しながらも大手の安心感が欲しい方にはセキスイハイム。
価格よりも設計の自由度や細部のこだわりを重視する方には積水ハウスがおすすめ。

③構法(構造):工法の考え方が全く異なる

ハウスメーカー
積水ハウス鉄骨系・木造系
(自由設計)
セキスイハイムユニット工法
(鉄骨・木質系)

積水ハウスとセキスイハイムの違い、3つ目は「構法(構造)」です。

この違いこそが、両社の最も大きな特徴といえるでしょう。

積水ハウスは「現場施工による軸組工法」を採用しています。鉄骨造では「ダイナミックフレーム・システム」、木造では「シャーウッド構法」と呼ばれる独自の工法で、現場で一つひとつ組み立てていく従来型の建築方法です。

そのため間取りの自由度が非常に高く、お客様の要望に合わせた完全オーダーメイドの家づくりが可能となります。

一方、セキスイハイムは「ユニット工法」という独自の建築方式を採用。家の大半を工場で生産し、現場では組み立てるだけという画期的な方法です。

具体的には、部屋単位のボックス(ユニット)を工場で製造し、それを現場でクレーンで吊り上げて組み合わせていきます。これにより品質が安定し、工期も大幅に短縮できるのが最大のメリットです。

間取りの自由度や細かいこだわりを重視するなら積水ハウス。
工期の短さや品質の安定性を重視するならセキスイハイムがおすすめ。

④工期:セキスイハイムの方が短い

ハウスメーカー
積水ハウス4~6ヶ月
セキスイハイム2~3ヶ月

積水ハウスとセキスイハイムの違い、4つ目は「工期」です。

積水ハウスの工期は一般的に4~6ヶ月程度かかります。これは現場での施工が中心となるため、天候の影響を受けやすく、また職人の手作業による丁寧な施工に時間を要するためです。

一方、セキスイハイムの工期は2~3ヶ月程度と非常に短いのが特徴。工場で約8割の工程を完了させ、現場では組み立てるだけなので、わずか1日で上棟が完了します。

セキスイハイムなら雨に濡れる心配もほとんどありません!

急いで引っ越したい方や、仮住まいの期間を短くしたい方にはセキスイハイムが圧倒的に有利です。また、工期が短いことで現場管理費も抑えられるというメリットもあります。

⑤間取りの自由度:積水ハウスの方が圧倒的に高い

ハウスメーカー
積水ハウス
非常に高い
セキスイハイム
ユニットの制約あり

積水ハウスとセキスイハイムの違い、5つ目は「間取りの自由度」です。

積水ハウスは「邸別自由設計」という考え方のもと、お客様一人ひとりの要望に合わせた完全オーダーメイドの設計が可能です。

柱の位置を自由に変更できるため、大きな吹き抜けや広々としたリビング、変形地への対応など、かなり柔軟な設計ができます。設計士との打ち合わせを重ねながら、理想の間取りを実現できるのが最大の強みです。

一方、セキスイハイムはユニット工法のため、間取りの自由度には制約があります。

ユニットの組み合わせで家を作るため、決まったグリッド(間隔)の中での設計となり、完全な自由設計というわけにはいきません。大きな吹き抜けや変則的な間取りには対応しにくいという弱点があります。

ただし、セキスイハイムも複数のプランやバリエーションを用意しているため、ある程度の希望は実現可能です。

こだわりの間取りを実現したいなら積水ハウス。
標準的な間取りで十分な方や、工期を優先したい方にはセキスイハイムがおすすめ。

⑥断熱性能(Ua値):積水ハウスの方が優れる

ハウスメーカー
積水ハウス0.4前後
セキスイハイム0.5~0.6

積水ハウスとセキスイハイムの違い、6つ目は「断熱性能(Ua値)」です。

Ua値とは

家全体から逃げる熱の量を示す数値で、数値が小さいほど断熱性が高いことを意味します。

積水ハウスのUa値は約0.4前後と、業界の中でも優れた断熱性能を誇ります。

特に木造の「シャーウッドシリーズ」では、厚い断熱材を使用し、高性能な窓も標準装備されているため、冷暖房効率が非常に高くなっています。2022年からは断熱等級5~6を標準化しており、光熱費の削減にも大きく貢献します。

一方、セキスイハイムのUa値は0.5~0.6程度。決して低くはありませんが、積水ハウスと比較するとやや劣る数値です。

ただし、セキスイハイムも断熱等級6を標準化しており、十分な断熱性能は確保されています。また、独自の「快適エアリー」という全館空調システムと組み合わせることで、快適な室内環境を実現しています。

Ua値の比較

  • 積水ハウス:0.4前後 ★
  • セキスイハイム:0.5~0.6

断熱性能を最重視するなら積水ハウス。
標準的な断熱性能で十分な方にはセキスイハイムもおすすめ。

⑦気密性能(C値):積水ハウスの方が高性能

ハウスメーカー
積水ハウス0.6以下
セキスイハイム公表なし

積水ハウスとセキスイハイムの違い、7つ目は「気密性能(C値)」です。

C値とは

住宅の隙間の面積を数値化したもので、数値が小さいほど外気が入りにくく、冷暖房の効率が高くなります。

積水ハウスの木造「シャーウッドシリーズ」では、C値0.6以下を目指した高気密施工を実施しています。

木造住宅は鉄骨よりも隙間を塞ぎやすいという特性があり、丁寧な施工によって高い気密性を実現しています。これにより、冷暖房の効率が上がり、光熱費の削減にもつながります。

一方、セキスイハイムは公式にC値を公表していません

ユニット工法という特性上、ユニット同士の接合部分に多少の隙間が生じやすいという課題があります。ただし、実際には現場での気密処理をしっかり行っており、体感的な不満は少ないという声も多く聞かれます。

高気密・高断熱を特に重視する方は、積水ハウスの木造シリーズがより有利です。

⑧外壁材:それぞれ独自の素材を採用

ハウスメーカー
積水ハウスベルバーン
ダインコンクリート
セキスイハイム磁器タイル
SFCボード

積水ハウスとセキスイハイムの違い、8つ目は「外壁材」です。

積水ハウスの代表的な外壁材は「ベルバーン」です。これは窯業系外壁材に独自の焼成技術を加えた”焼き物”のような素材で、重厚感と高級感のある見た目が特徴。

色あせや汚れに強く、メンテナンス頻度も低いのが魅力です。また、高級モデルでは「ダインコンクリート」という独自のコンクリート外壁も選択でき、デザイン性の高さで人気を集めています。

一方、セキスイハイムは「磁器タイル」や「SFCボード」を採用しています。

磁器タイルは傷や汚れに強く、耐久性に優れているのが特長。また、SFCボード(セラミックコーティング)は、セルフクリーニング機能を持ち、雨で汚れが自然に落ちるという優れた性能があります。

どちらもメンテナンスの手間が少ないのが嬉しいポイントです!

デザイン性や高級感を重視するなら積水ハウス。
メンテナンスの少なさを重視するならセキスイハイムもおすすめ。

⑨天井高:積水ハウスの方が高い

ハウスメーカー
積水ハウス最大2.74m
セキスイハイム約2.4m

積水ハウスとセキスイハイムの違い、9つ目は「天井高」です。

積水ハウスの天井高は、最大2.74m(グラヴィス・ベルサシリーズなど)という業界内でも高水準の開放感が魅力です。

リビング空間にゆとりを持たせたい方には特に人気で、「天井高で積水ハウスを選んだ」という声も少なくありません。高い天井は空間を広く見せる効果があり、のびのびとした暮らしを実現できます。

一方、セキスイハイムの天井高は約2.4mが標準です。

これはユニット工法の構造上、天井高に制約があるためです。2.4mでも一般的な住宅と同等の高さですが、積水ハウスと比較すると開放感では劣ります。

ただし、天井高が標準的であることで、冷暖房効率が良くなり光熱費を抑えられるというメリットもあります。

開放的な空間を重視するなら積水ハウス。
標準的な天井高で十分な方や光熱費を抑えたい方にはセキスイハイムもおすすめ。

⑩耐震性能:どちらも耐震等級3を標準化

ハウスメーカー
積水ハウス耐震等級3
制震システム
セキスイハイム耐震等級3
ボックスラーメン構造

積水ハウスとセキスイハイムの違い、10個目は「耐震性能」です。

結論から言うと、どちらも耐震等級3を標準化しており、非常に高い耐震性能を持っています。

耐震等級3は、消防署や警察署などの防災拠点と同等のレベルです!

積水ハウスは「ダイナミックフレーム・システム(鉄骨)」と「シャーウッド構法(木造)」を採用し、さらに「シーカス」という独自の制震システムを搭載しています。

制震装置が地震のエネルギーを吸収・分散することで、繰り返しの揺れにも強い構造となっています。実際に震度7クラスの地震実験でも高い耐震性が実証されています。

一方、セキスイハイムは「ボックスラーメン構造」という強固な構造体が特徴です。

柱と梁を溶接で一体化させた鉄骨ユニットを組み合わせることで、地震の力を建物全体で分散させます。さらに「GAIASS(ガイアス)」という独自の耐震システムを採用し、大地震にも耐える設計となっています。

耐震性能に関しては、どちらも最高レベル。
制震システムを重視するなら積水ハウス、ユニット構造の一体性を評価するならセキスイハイムがおすすめ。

⑪省エネ性能:セキスイハイムの方がやや優位

ハウスメーカー
積水ハウス断熱等級5~6
セキスイハイム断熱等級6標準

積水ハウスとセキスイハイムの違い、11個目は「省エネ性能」です。

積水ハウスは「グリーンファーストゼロ」というZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様を積極的に推進しています。

太陽光発電や高効率設備、断熱性の高い窓や壁材を組み合わせることで、「使う電力よりも創る電力が多い家」を実現。断熱等級5~6を標準化しており、光熱費の大幅な削減が期待できます。

一方、セキスイハイムは「断熱等級6を標準化」しており、省エネ性能に力を入れています。

特に「快適エアリー」という独自の全館空調システムは、少ないエネルギーで家中を快適に保つことができます。また、大容量の太陽光発電システムを搭載しやすい設計となっており、「あったかハイム」のキャッチフレーズで知られるように、省エネ住宅としての実績が豊富です。

セキスイハイムは「エネルギー自給自足の家」を目指しているんです!

太陽光発電を重視するなら両社とも対応可能。
全館空調との相性や省エネ実績を重視するならセキスイハイムがやや優位。

⑫外観・デザイン:積水ハウスの方が選択肢が豊富

ハウスメーカー
積水ハウス自由度が高い
多様なスタイル
セキスイハイム規格が決まっている
シンプル・モダン

積水ハウスとセキスイハイムの違い、12個目は「外観・デザイン」です。

積水ハウスはデザインの自由度が非常に高いのが特長です。

ナチュラル系・和モダン・ラグジュアリー・シンプルモダンなど、好みに合わせた多彩なスタイルから選ぶことができます。また、設計士との自由設計によって、世界で一つだけの家をつくることも可能。外観だけでなく、窓の配置や屋根の形状なども細かくカスタマイズできます。

一方、セキスイハイムはユニット工法のため、外観デザインには一定の制約があります。

ただし、複数の商品ラインナップが用意されており、「スマートパワーステーション」や「パルフェ」など、モダンでスタイリッシュなデザインが揃っています。シンプルで都会的な印象の外観が多く、統一感のある美しい街並みを形成しやすいのも特徴です。

個性的で自由なデザインを求めるなら積水ハウス。
シンプルで洗練されたデザインを好む方にはセキスイハイムもおすすめ。

⑬初期保証:どちらも同等の長期保証

ハウスメーカー
積水ハウス30年
※最長60年
セキスイハイム30年
※最長60年

積水ハウスとセキスイハイムの違い、13個目は「初期保証」です。

積水ハウスの初期保証は30年(構造耐力上主要な部分および防水)で、さらに定期的な点検・メンテナンスを行うことで、最長60年まで保証を延長可能です。

また、専門スタッフによる定期点検が充実しており、長期にわたって安心して住み続けるためのサポート体制が整っています。

一方、セキスイハイムも初期保証は30年で、有償メンテナンスを受けることで最長60年まで保証を継続できます。

さらに、セキスイハイムは「60年・長期サポートシステム」を提供しており、定期診断や24時間365日のサポート窓口など、きめ細かなアフターサービスが魅力です。

どちらも長期保証で安心ですね!

保証期間はほぼ同等。
定期点検や長期メンテナンス体制まで含めると、両社とも充実したサポートを提供しています。

積水ハウスがおすすめな人の特徴

積水ハウスは、世界一の着工棟数を誇る大手ハウスメーカーとして、高い信頼と実績を持っています。

では、どんな人に積水ハウスが向いているのでしょうか?

積水ハウスがおすすめの人の特徴は以下の通りです。

積水ハウスがおすすめの人

  • 完全自由設計でこだわりの家を建てたい人
  • 間取りの自由度を最重視する人
  • デザイン性の高い注文住宅を建てたい人
  • 天井高・開放感のある空間を求める人
  • 断熱性・気密性を重視する人
  • 設計士とじっくり打ち合わせをしたい人
  • 予算に余裕があり、質にこだわりたい人
  • 大手ハウスメーカーの安心感を求める人

積水ハウスは、「デザイン性の高い家に住みたい」「自由な設計にこだわりたい」「信頼できる大手メーカーに任せたい」といった方におすすめです。

特に、空間の広がりや細部までこだわった設計を求める方にとって、積水ハウスは理想的なパートナーとなるでしょう。

セキスイハイムがおすすめな人の特徴

セキスイハイムは、工場生産による高品質な住宅づくりで知られるハウスメーカーです。

では、どんな人にセキスイハイムが向いているのでしょうか?

セキスイハイムがおすすめの人の特徴は以下の通りです。

セキスイハイムがおすすめの人

  • 工期を短くして早く入居したい人
  • 工場生産による高品質を求める人
  • 省エネ住宅で光熱費を抑えたい人
  • 太陽光発電を積極的に活用したい人
  • メンテナンスの少ない外壁を求める人
  • コストパフォーマンスを重視する人
  • 全館空調で年中快適に過ごしたい人
  • 大手の安心感と実績を求める人

セキスイハイムは、「工期を短縮したい」「品質の安定性を重視したい」「省エネで経済的な家に住みたい」といった方におすすめです。

特に、工場生産による高品質と短工期を両立させたい方にとって、セキスイハイムは最適な選択肢となるでしょう。

よくある質問(FAQ)

積水ハウスとセキスイハイムは、どちらの方が建築費用は高い?

一般的に、積水ハウスの方がやや高額とされます。

積水ハウスは完全自由設計のため、設計士との打ち合わせ時間や細部へのこだわりがコストに反映されます。

一方、セキスイハイムは工場生産によるコスト削減効果があり、坪単価はやや抑えられます。

地震や災害に強いのはどっち?

どちらも耐震等級3を標準としており、非常に高い耐震性能を持っています。

積水ハウスは制震システム「シーカス」を搭載し、セキスイハイムはボックスラーメン構造で地震に対応。どちらも震度7クラスの大地震にも耐える設計となっています。

デザインや間取りの自由度が高いのはどっち?

圧倒的に積水ハウスの方が自由度が高いです。

積水ハウスは完全自由設計で、設計士と一緒に理想の家を作り上げることができます。

セキスイハイムはユニット工法のため、決まったグリッドの中での設計となり、間取りの自由度には制約があります。

実際に住んでいる人の満足度は?

両社とも満足度は高いですが、評価のポイントが異なります。

積水ハウスは「デザイン性」「自由度」「提案力の高さ」で高い評価を得ています。

一方、セキスイハイムは「工期の短さ」「品質の安定性」「省エネ性能」に対して高評価が集まっています。

自分が何を重視するかで、満足度は変わってきます!

建てた後の維持費やメンテナンスの負担はどちらが少ない?

外壁のメンテナンス性では、どちらも優れています。

積水ハウスの「ベルバーン」は色あせや汚れに強く、セキスイハイムの磁器タイルやSFCボードもメンテナンス頻度が低いのが特徴です。

両社とも定期点検などのアフターサービスが充実しており、長期的な維持費は同等レベルといえます。

積水ハウスとセキスイハイムは親会社が同じですか?

いいえ、現在は完全に別の会社です。

積水ハウスは1960年に積水化学工業から独立した上場企業で、現在は資本関係も一切ありません。

セキスイハイムは積水化学工業の住宅ブランドとして、現在も同社の一部門です。

積水ハウスとセキスイハイムの違い比較まとめ

今回は、積水ハウスとセキスイハイムの違いについて詳しく解説しました。

タップで詳細に飛べます

結論として、積水ハウスとセキスイハイムは、名前は似ていても全く異なるハウスメーカーです。

積水ハウスは「自由設計」「デザイン性」「間取りの自由度」に強みがあり、こだわりの家を建てたい方に最適。一方、セキスイハイムは「工期の短さ」「品質の安定性」「省エネ性能」に優れ、コスパと品質を両立したい方におすすめです。

どちらを選ぶかは、あなたが家づくりで何を最も重視するかによって決まります。

この記事を参考に、ぜひ後悔のないハウスメーカー選びをしてくださいね。

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